倚りかからず
茨木のり子の詩集を買った。
詩集を読みたいと思うのには周期がある。
みんなあるのだと思う。
僕の場合その周期が恐ろしく長い。
年と共にさらに長くなっている。
という事は、つまり、詩をよまなくてもよくなっている事
スマホでブログを読み、FBで最近の出来事を確認する
そんな日々の中で、詩集の需要がまた一つ(僕の中で)失われていく
倚りかからず
という言葉が気に入った。意味もなく共感する
強く生きた人の強い言葉を想像してみる
それから詩集をひらき、言葉を味わう
凛とした思想。風格。
他の詩集だけど、これも好き
いい詩に出会うと、何か新しいことを始めたくなります。
重くて持ち上がらないと思っていた腰が、ひょいと持ち上がるような
そんな不思議な力を与えてくれる
私は私の感受性を守り、研ぎ澄ましていかねばならない