ナイフの缶詰

心は少年、身は中年。常に好奇心を持ち、全てのものに感謝しながら、気づいた事を書いていきたい。

プレゼンで失敗しないために

大勢の前でプレゼンをすると、とっても緊張します。そんなの一生関係ないもんって思っていても、突然呼ばれる結婚式で「スピーチをよろしくお願いします。」なんて言われることもある。でもまあ、スピーチは紙に書いて読み上げればよいのでまだ何とかなる。

まえもって「今度プレゼンしてもらえませんか?」って言われるのが一番大変。資料作って、練習して、それから発表。責任重大だし、時間通りに終わらせないといけないのに、緊張して話すことを忘れると、時間配分もムチャクチャになる。

断ればいいのだけど、お人よしで、お調子者の性格。お誘いにNoという言葉はない。渋い顔を演技上とりますが、二言返事で引き受けちゃう。大汗かきながらその後練習に入るのですが。コツっぽいものを書いておきます

 

その1)調査している段階では調査に集中する。(資料は作らない)

中途半端なところで作り出すと、遠回りをするし、あとで後悔します。まずは調査にできれば1週間かける。こうすると人の言葉が自分の言葉になり、話すときの説得力になる。調査の段階でできるだけ定量的な数字をかき集めておくと後々楽になる。(年間4%の割合でアップしているとか)

 

その2)作成後はメモを作る

PPTのメモはせっせと書き込みます。何かカンニングペーパーを作っているみたいですが、それぞれのページで自分が何を伝えたいのかを一度文章にして落としておくと後々とても助かる。本番のときに、これを見ながら読み上げる必要がありません。ただ準備としてやっておいた方が良いのです。

 

その3)10分くらいのパートに区切る

例えば30分のプレゼンであれば10分を3つに分ける。そしてそれぞれのパーツごとに練習をし、時間を測定するようにする。だんだんと思っていた時間内で納まるようになる。どうしても収まらないときは、話がムダに長い可能性がある。本当にそれを伝えないといけないのか?改めて自問自動することにもなります。

 

その4)練習を繰り返す

素人がプレゼンで成功するには、練習を繰り返すしかありません。逆に言うと練習さえ、さぼらなければうまくなります。できれば人に向かって練習する。人がいなければ壁に向かって、何度も何度もバカみたいと思っても、繰り返す。この繰り返しがあるからこそ、本番では上がらないし、逆に練習より良い結果を出す事が出来るのです。

 

その5)ギャグはほどほどに

一発やって、滑ると真っ青になります。シーンとしているからと言って、受けていないとは限りません。特に日本人は声を出して笑ってくれる人はそんなにいません。それでもギャグをやり続けると、最後は自虐ネタ以外なくなってきます。これはとても寒いこと。やってはいけません。

 

その6)ギャグの代わりに入れるもの 

デモや、ちょっとしたムービーはやってみると、意外と反応が良いです。皆さんを楽しませるために準備した感もでます。やっている間に、呼吸を整え、水を飲んで、時間配分について検討しなおすこともできます。後半に入れておけば、最悪話すぎて時間が無くなったときはバッファーとして削るという使い方もできます。あると便利。用意しましょう。

 

その7)最後に何を話すのかを決めておく

決め台詞があればBESTですが、「これにて私の発表は終わります」でもいい。最後のページだけ特に念入に練習しておく。こうすれば、途中で時間の配分をへくっても、舞い上がらずに進める事が出来るのです。

 

その8)情熱をもってやる

誰しも何かしら思いを込めているポイントっていうのはあると思います。依頼されたから、やるのかもしれませんが、やる以上は、自分の思いをぶつけるチャンスだと思って取り組みましょう。自分のひたむきな思いを語れば、たとえ、たどたどしくても、多少わかりづらくても、人は聞いてくれます。思いを込めてプレゼンをやりましょう。

 

その9)ご褒美はこっそり

おいしいものを食べるでもいいですし、前からほしかったものを買ってもいいです。ワイワイやっても楽しいですが、達成したことをしんみりと祝うほうが後々思い出になります。高いワインを頼んで家族や恋人と飲んでもよいかもしれません。少人数で自分の成長をかみしめましょう。

 

その10)フィードバックはしっかり受けよう

面と向かって、どうだったか聞くと、割と遠慮して世辞を言うものです。でも悪いところは直さないと次もまた同じことやってしまう。仲良い友達に、辛口の意見をもらいましょう。こうやって聞くと教えてくれるよ

僕「今回のプレゼン10点満点で何点だったかな?」

例「ん~~9点かな?」

僕「ありがとう。あと1点あげるには、どこを直せばいいかな?」

 

写真はプレゼンのTEDつながりの映画のTED

あんまり関係ないですね

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