ナイフの缶詰

心は少年、身は中年。常に好奇心を持ち、全てのものに感謝しながら、気づいた事を書いていきたい。

世界中に図書館を作り続けるおじさんの話

アメリカ中に図書館を作ったのは、鉄鋼王カーネギー

アンドリュー・カーネギー - Wikipedia

 

彼に負けない数の図書館を世界中で作っている人、そして団体がある。

世界中に図書館を作りまくっている

ルームトゥーリード

  • Microsoftの元APJ統括が会社を辞めて作った団体

その昔久々の長期休みを取ってヒマラヤに行った時に、現地の子供達が登山者が置いていった(子供向けとは決して思えない)小説などを一生懸命読もうとしている姿を見て、これはなんとかしたいと思ったんだってさ。すごい行動力で友達にメールを送りまくって、家に余っている絵本や児童本をかき集めてチベットに送り続けたそう。

この活動をさらに進めるためにボランティア団体を作り、より効率的に本を集め、現地に図書館を設立してしまった。

現地に学校を作ろうというボランティア団体と少し似ているけど、とにかく本に焦点を当てて、本を送り続けるボランティアを作り、その次には本を受け入れる施設を作るところが、戦略家っぽくて好きになりました。

子供たちが文字に興味を持ち、英語が読めるようになると、将来少しでも給料の良い仕事に就ける可能性が上がります。チップも稼げる可能性が上がるのです。だから英語の本を送る。なるほど、わかりやすい。

 

  • 発展途上国の少女を学校に行かせるプログラムもある

お金を出す人は、特定の少女にお金を出資することになる。つまり自分が募金したお金がどの国の誰に使われているのかが、確実にわかるような仕組み。これはある意味すごい。募金しても、どこにそのお金が使われたのか全く分からないのが普通なのに、ここはちがう。バイネームで寄付ができる。

 

  • なぜ少女かって?

ここにも戦略がある。多くの人が貧困から抜け出し、文明的な生活ができるようにするには、国民全体の識字率を上げる必要がある。(日本は100%近いので信じられませんが、発展途上国では文字を読めない人も多いのです)

  • 識字率を上げるにはどうするのか?

少女が大人になり、お母さんになったときに、自分の子供たちに文字を教えられるようにしておけばよい。学校へ行けなくても、お母さんが先生になってくれる。

だから、少女に投資をする

 

なるほど、深い

toyokeizai.net

 

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