ナイフの缶詰

心は少年、身は中年。常に好奇心を持ち、全てのものに感謝しながら、気づいた事を書いていきたい。

スピーカーを買おうと思ったら、横道にそれてしまった話

日がな一日PCの前に座って考え事

ほっと一息ついて、音楽を聴いてると

もっといい音で聞きたくなりました。

最近スピーカーってそんなに高いものではなくなりました

どれにしようかなあって、アマゾンで探してみる

 

 こんなのでいいんじゃないかなあ、、、、

でも少し小さいなあ。

もう少し低音も出たほうがいいし、これはどうかな?

 

 うーんちょっと、立派すぎるかも。いくら欲張るって言ってもやっぱり1万円以内には収めたいし、もう少し探すことにする

 

じゃあこれかなぁ

 

 

 

うーんだんだん、分からなくなってきた

ひょっとしたら、作ったほうが安い?

 

でも楽しそうなので、自作キット探してみる

あ、あった

 

 なにこれ、すごく楽しそう

スピーカーは別に買わなきゃですね

 

FOSTEX フルレンジ FE126En

FOSTEX フルレンジ FE126En

 

 

それとケーブルも

 

スピーカーターミナル2ピン(2個セット)ネジ4本付

スピーカーターミナル2ピン(2個セット)ネジ4本付

 

 

あと、スマホとつなげるので、アンプとかブルーツースとかって考えると、あったあった。いいのがあった。

 

 

 

これだけそろえれば、俺だけのスピーカーができるぜ!

って思ったんだけど

それにね、木材選びからやらなくてもよくなったので、昔に比べるとスピーカー手作りもずいぶん楽になったし、失敗しにくくなった

昔はマニアの世界

こんな本を読んで勉強していたのですね。 

新装版 世界でただひとつ自分だけの手作りスピーカーを作る (講談社の実用BOOK)

新装版 世界でただひとつ自分だけの手作りスピーカーを作る (講談社の実用BOOK)

 

 

よしやろうか!と思ったところで、疑問がわく

 

予算的に完全にアウトじゃねーか

という突っ込みと

ひょっとして、ハードオフに行ってスピーカーだけ買うっていうのもありなんじゃね?

 

ハードオフに行ってみよう!

ということで、ヤバいところまで来ていた制作意欲を、いったん消火させることに成功しました。

ハードオフでスピーカーを買って、アンプをアマゾンで買ってつなげてみる作戦ね。

 

 

「心」だけは永遠の若さを保ちたい

ボーダー

私の人生に少なからず影響を与えたマンガ

主人公の蜂須賀は、無職で情熱だけで生きている男

この本に出合ったのは20代だった。

 

 

 

将来自分が年をとったら、蜂須賀みたいになりたい。

何歳になっても、情熱を内に秘めた大人になりたい。

って強く思っていました。

 

体の健康より心の健康

  • 体が年をとっても、心は年を取らない。とらせない。
  • やってもいないことを、頭で想像して、わかった気にならない。
  • 自分の目で見て、感じて、心に問いかける。
  • 心が動いたかどうか?を判断の基準に持ってくる。
  • 目先の損得では動かない
  • 逆張り(損する方を選択する)も辞さない
  • 常に謙虚であること

 そんな風に解釈していました。

あれからずいぶんと月日が流れました。

当時ボーダーは何度も何度も読み返し、レゲエミュージックにもずいぶんはまりました。

何度目かの引っ越しのときに、荷物になるからっていう理由で友達にあげちゃいましたけど、こののメッセージはすべて心にコピーできたつもりだったので、所有することに拘りはなくなっていました。


そして、ふと、主人公:蜂須賀と同じくらいの年になっている事に気が付いたのです。

ナイフは大学を卒業し、会社員として働き、それも割とまじめに仕事に取り組み、今もまだ会社で働いています。

家賃3000円でその日暮らしをしている蜂須賀とは全然異なりますが

まったく違うかというとそうでもない。確信をもって言い切る事が出来ます。

 

僕の心の中で、蜂須賀は、まだ生きている